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Zaolla / ザオラ

FIVE NEW OLD
スペシャル インタビュー

2ndアルバム『Emulsification』をリリースしたFIVE NEW OLD。
Zaollaケーブルのインプレッションを、HIROSHI、WATARU、SHUNの3名に語ってもらいました!

2019年9月11日に2ndアルバム『Emulsification』をリリースしたFIVE NEW OLD。メンバーチェンジや初の海外ツアーなどを経験し、自身の様々な経験をまさに【Emulsification(乳化)】し、制作した今作。アルバム制作とアルバムツアー時に『Zaollaケーブル』を使用して頂きました。

今回のインタビューでは、そのバンドサウンドにおけるZaollaケーブルのインプレッションを、HIROSHI (Vocal, Guitar)、WATARU (Guitar, Keybords, Chorus)、SHUN (Bass, Chorus)の3名に語ってもらいました。

Zaollaギターケーブルを使用したFIVE NEW OLDのEmulsificationツアーの様子

今ってリスナーの皆さんのリスニング環境ってすごく様々だと思うんですよ。特にレコーディングの時とかは、リスナーの環境を考えたサウンドメイクが必要。


ー 今回はツアー中のお忙しい中お時間を頂き、誠にありがとうございます。今回リリースした2ndアルバム「Emulsification」は、前作から約1年半ぶりのリリースとなります。その間、ベースのSHUNさんが正式加入となったり、初のアジアツアーを回られたりと、激動の期間だったと思います。諸々の経験を踏まえての2ndアルバムですが、サウンド面において何か意識した事はありますか?

WATARU
今年、はじめてタイ・中国・香港・台湾を含めたアジアツアーをまわり、色んなバンドを観させて頂きました。日本だったら「J-POP」だったり自国の音楽シーンがあるんですけど、向こうのバンドのサウンド感はなんというか「ワールドワイド」というか、より洋楽に近いなという印象で刺激を受けましたね。
僕らも洋楽的なサウンド感で音を作り続けていたので、「負けてられないな」というか。ちょうどEPやアルバムの制作に取り掛かる段階だったし、そこですごい刺激を貰って、自分達のサウンドを作りながらも、世界に広げられる様なサウンドに仕上げていった感じですね。

ー なるほど。ちなみに具体的にどの様な点(サウンド)を特に意識しましたか?

WATARU
僕はアレンジもするので、トータルのサウンドを意識しました。ギターで云うと、アンプだけではなく僅かにラインの音を混ぜたり。なんだったら曲によってはラインだけにしたりとか。ラインの音のちょっと張り付く感じだったり、曲中の演出として盛り込んだりしてみました。

SHUN
僕もアレンジャー目線というか作曲やアレンジの目線からプレイする事が多いですね。楽曲に求められるのがシンベならシンベでいいし、ベースパートが打ち込みの方がノリが出るなら弾かなくてもいいしという感じで。ベースのプレイやサウンドについては個人的なこだわりよりも、周りの音やアレンジを踏まえて、最終的にベースの位置を考えるタイプですね。

僕自身は1990年代や2000年代のJ-POPにすごく影響を受けた人間で、「転調ドーン!」みたいな派手な演出が好きなタイプなんです。でも、FIVE NEW OLDの音楽性やメンバーの好みって対極的で、Lo-Fiだったりシンプルなものを求めているのは感じました。その中でも、曲によっては僕の好きな派手めなアプローチも入れてみたり、逆にみんなが求めるシンプルなアプローチも入れてみたりと。

後、今ってリスナーの皆さんのリスニング環境ってすごく様々だと思うんですよ。昔みたいにオーディオコンポがあって聴くっていうシチュエーションだけでなく、イヤホンだったり、スマホのスピーカーで聴く方が多いんじゃないかなって。

その事を考えると、特にレコーディングの時とかは、もっとシンプルで一個一個の音がもっと綺麗に聴こえる方が、リスナーのみなさんは楽しいのではないのかと思いました。スピーカーが悪いとかそういう事ではなく、リスナーの環境を考えたサウンドメイクが必要かなと。

Zaollaギターケーブルを使用したFIVE NEW OLDのEmulsificationツアーのHIROSHI (Vocal, Guitar)
Zaollaギターケーブルを使用したFIVE NEW OLDのEmulsificationツアーのWATARU (Guitar, Keybords)

細かなニュアンスまで出るので。やっぱ音に収める時はこうじゃないといけないなぁと思いましたね。


ー 今回Zaollaのギターケーブルを使った率直な感想はいかがでしょうか?

WATARU
今回の2ndアルバム「Emulsification」のレコーディングでもZaollaのケーブルめちゃくちゃ使いました。 Zaollaの場合は、全体的に帯域が満遍なく出るというか。凄くレンジが広いなと感じましたね。ギターをレコーディングする時とか、今まで「出てるんだけど聞こえ辛かった帯域」も、レンジが広いのでそういう部分も聞こえる様になって、ニュアンスが凄く出やすくなった印象です。特に巻弦がピックと当たってキュッとなる様な細かなニュアンスまで出るので。やっぱ音に収める時はこうじゃないといけないなぁと思いましたね。

SHUN
Zaollaのケーブルって細かいニュアンスがめちゃくちゃ出るんですよね。でも、これってプレーヤーにとっては、良くも悪くもで音がマスキングされないんでミスタッチとかまですごく出ちゃうんですミスが許されないというか。 WATARUが言ったみたいに巻弦のニュアンスとかもそうなんですけど、僕も弾く時に弦と指先がどれ位擦れているかも意識して指先をコントロールする様になりました。 そう言った細かいニュアンスまでこのアルバムに収録されてると思います。

ー 先ほどSHUNさんのお話の中で「リスナーの皆さんの環境がすごく様々」とおっしゃってましたが、2019年11月に東京渋谷で開催された『Current Location Concert』も観客の皆さんはヘッドホンでリスニングするという「サイレントライブ」の形式でしたよね?

HIROSHI
そうですね。あの形態でのライブとしては2018年に1回させて頂いたんですけど、今回はポップアップショップも兼ねたイベントにしようという感じで開催させてもらいました。 何よりいつもの「ステージの上」と「フロア」じゃなくて、同じフラットな空間で、しかもみんながスピーカーの位置も関係なくイーブンに音を聞く事ができるっていう。バンドとお客さんとの距離が「人」としても「音」としても近づくことができる様なイベントにしたかったですね。 他の二人が言ってたみたいに、ライブでも一音一音がとても大事で。細かいタッチのニュアンスが全てリスナーの皆さんに伝わったりする事より、そういうモノの積み重ねが感動を生むと思うんですよね。 そのニュアンスの表現を手助けしてくれるZaollaケーブルは素晴らしいなと思いましたね。 SHUNが言ったみたいにミスタッチまで出るんでプレッシャーにもなりますけど(笑) でも、僕らプレーヤー自身も進歩して、より良い表現をする為には大切なツールだと思います。

ー 実際にZaollaケーブルを使用してみて、「良い部分」「悪い部分」はどういった所ですか?

HIROSHI
音のレンジが広がるというプラスに作用するからこそなんですが、楽曲やアンサンブルの中で必要のない帯域も出てしまうので、サウンドについては再構築する必要はありました。レコーディングに関してはホントに申し分なかったですね。 あとは、ライブに関連する耐久性や取り回しの良さですかね。やはりパフォーマンスがついてくるので、予期せぬハプニングで音が途切れてしまう事は極力防ぎたいので、Zaollaの耐久性がどの位かというのは今後使っていく上で気になります。

WATARU
今まで硬めのシールドを使った事がなかったので、「意外と硬いんだな」位ですかね。ほとんど満足してます。

ー SHUNさんどうですか?

SHUN
僕もWATARUと同じくです。

(一同笑い)

HIROSHI
今のZaollaケーブルって、表現力が高いのでレコーディングに向いている印象ですけど、今後Zaollaからステージパフォーマンスに特化したシリーズが出たりすると是非試してみたいですね!後は、イヤモニのリケーブルとかが出ると凄く試してみたいです!

Zaollaギターケーブルを使用したFIVE NEW OLDのEmulsificationツアーのWATARU (Guitar, Keybords)
Zaollaギターケーブルを使用したFIVE NEW OLDのEmulsificationツアーのSHUN (Bass)

曲中の大事なフレーズがより意味合いを持つ様になったと思います。「もうちょっとこうしたかったのにな。」を解消してくれる。


ー Zaollaケーブルを使った事で、レコーティングの際に変化はありましたか?(例えばアンプのセッティング等)また、今まで使っていたケーブルと違うと感じた所はどういった所でしょうか?

WATARU
もちろん、多少のEQの調整はしましたが、アンプ側での極端なセッティングの変更はありませんでした。Zaollaケーブルを使うとギター本来のサウンドや特性もそうですけど、アンプの特性もすごく引き出してくれるなと。根本的に「良くなった!」という感じですね。

SHUN
前は自分でカスタムしたケーブルを使ってました。また、自分のボードも刷新したタイミングで、今はLINE6 のHelixを使用してます。Zaollaのケーブルって素直に全部伝えてくれるので、「Helix」っぽさというか、結構デジタルっぽさが出過ぎちゃう感じはありましたね。なので、今は歪み要素をちょっと足して、生アンプがちょっとドライブしている様なニュアンスを足してロー感を出してます。

HIROSHI
アンプの基本的なセッティングは変えてないです。僕はアンプはジャズコーラスを使ってるんですけど、より素材の味が出る印象ですね。なんか「化学調味料を使った味」から「ちゃんと鶏ガラからスープ取って出た素材の味」って言うんでしょうか(笑)Zaollaに変えてからそういう印象です。 僕はストラトを使ってるんでフレーズによってピックップをハーフにしたりするんですけど、Zaollaに変えた事で自分が想像していたサウンドにより近づける事が出来たと思います。ピックアップのセレクトの幅が増えたので、曲中の大事なフレーズがより意味合いを持つ様になったと思います。「もうちょっとこうしたかったのにな。」を解消してくれる【痒い所に手が届くケーブル】という感じですね。

ー ファンの皆様にメッセージをお願いします。

WATARU
今回Zaollaのケーブルも使ったり、すごく音にこだわってアルバム作りました。より良い音でアルバムを楽しんで頂けると思うので、楽器好きな人もそうでない人も皆さんに聞き込んでもらって、色々な発見してもらいたですね!

Zaollaギターケーブルを使用したFIVE NEW OLDのEmulsificationツアーの全体画

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